今回は、ヤーマンとパナソニックの美顔器を比較してみました!
美顔器を選ぶとき、この2つのメーカーを検討している方が多いのでは?
どこが違うのか、共通点はあるのか、は本文内にて詳しくまとめています。
メリット・デメリットも考察してみたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
美顔器を検討されている方の参考になれば嬉しいです!
ヤーマンとパナソニックの美顔器のスペックを比較!どこが違う?
まずは、ヤーマンのフォトプラスEXとパナソニックのイオン美顔器イオンブースト EH-ST99のスペックを比較してみます!
フォトプラスEXとイオン美顔器EH-ST99の違い
両者の違いは大きく5点です。
- 機能
- レベル調節の段階
- 重さ、サイズ
- スタンドの有無
- ケアの仕方
それぞれ、詳しく見ていきます。
1.機能
フォトプラスEXとイオン美顔器とで、まず大きく違うのは、機能です。
機能が多い分、フォトプラスEXの方が値段は高くなっています。
2.レベル調節の段階
次に違うのは、レベル調節の段階です。
フォトプラスEXは5段階で調節できるのに対し、イオン美顔器は3段階です。より細かく調節をしたい場合は、フォトプラスEXの方がよさそうですね。
3.重さ、サイズ
機器の重さやサイズはさほど違いはありませんが、フォトプラスEXの方が少し重いです。慣れるまでは少し重く感じることがあるかもしれません。
4.スタンドの有無
イオン美顔器には付属品でスタンドが付いてくるので、立てて置いておくことができます。縦置きをしたい場合は別に何か購入する必要がないので便利です!
5.ケアの仕方
最後に、スペック表ではわからないのですが、ケアの際の本体の使い方に違いがあります。
まず、フォトプラスEXは面は1つのみ、なので、どのモードも円形の面を肌にあててケアをしていきます。
引用元:公式サイト
それに対し、イオン美顔器EH-ST99は、モードによって使う面が違います。
引用元:公式サイト
フォトプラスEXとイオン美顔器EH-ST99の共通点
両者の共通点は4つです。
- 毛穴の汚れを吸着するモードがある
- イオン導入ができる
- 自分で持っている化粧品が使える
- ケア後の肌を落ち着かせる冷却モードがある
それぞれ詳しくみていきます。
1.毛穴の汚れを吸着するモードがある
毛穴の汚れを吸着するモードとして、フォトプラスEXにはクリーンモード、イオン美顔器EH-ST99では、スキンクリアモードがあります。
肌の汚れをきれいにするのは共通する機能なのですが、細かく見ると、ちょっと違いがあります。
フォトプラスEXのクリーンモード | イオン美顔器EH-ST99のスキンクリアモード | |
機能 | RF+イオン | イオン+温感 |
お手入れに必要なもの | コットン+水or化粧水 | コットン+化粧水 |
フォトプラスEXはRF(ラジオ波)が一緒にでていますが、イオン美顔器はイオンと温感作用です。ケアをしていて、温かい感触は同じかもしれませんが、RFと温感ではちょっと違いがあるかもしれません。
2.イオン導入ができる
両者に共通する機能としてイオン導入がありますが、イオン美顔器EH-ST99はビタミンCやビタミンC誘導体の化粧品を使うモードがあり、よりイオン導入に特化した美顔器となっています。
まずは、イオン美顔器EH-ST99のモードと、使用する化粧品を表でまとめてみます。
モード | 使用する化粧品 | 手塗りとの角質層までの浸透比 |
プレケアモード+保湿モード | プレケアモードは化粧品は使わない
保湿モードは化粧品を使う |
ヒアルロン酸5.7倍、コラーゲン5.0倍、高機能ペプチド(プラセンタ成分)6.3倍 |
保湿モード | 化粧水・ジェルタイプ・とろみのある化粧水・美容液・オイル状美容液・乳液・クリーム・アイクリーム・マッサージクリーム・シートマスク・クリーム状マスク(洗い流さない浸透タイプ)
*プラセンタやコラーゲンを導入したいときは、保湿モードを使う |
保湿成分の浸透量が1.7倍 |
ブライトニングモード | ビタミンC、ビタミンC誘導体を含む化粧品 | ビタミンCの浸透量が1.5倍 |
マルチモード | ビタミンC、ビタミンC誘導体を含む化粧品 | 保湿成分とビタミンCの浸透量が1.3倍 |
スキンクリアモード | 化粧水・ふきとり化粧水 | モード未使用時と比べて、肌の汚れ落ちが1.6倍 |
クール(冷却)モード | 化粧品は使わない | モード未使用時と比べて、1時間後の引き締まり感アップ |
プレケアモードで、角質層をゆるめて、保湿・マルチモードやブライトニングモードで角質層まで美容成分を浸透させていく、というわけです。
イオン美顔器EH-ST99では、浸透させたい美容成分によって、使うモードが決まっています。
次に、フォトプラスEXのモードと使用する化粧品を表でまとめてみます。
モード | 使用する化粧品 |
クリーン(ラジオ波+イオン導出) | 水または化粧水 |
モイスチャー(ラジオ波+イオン導入) | 本体、コットン、化粧水or美容液orジェルorシートマスク |
アイケア(マイクロカレント) | 本体、コットン、化粧水orジェル |
EMSアップ(EMS+ラジオ波) | 本体、コットン、化粧水orジェル |
RFLED(ラジオ波+フォト(赤色LED)) | 本体、コットン、化粧水orジェル |
クール(冷却) | 化粧品は使わない |
フォトプラスEXでは、イオン導入ができるのはモイスチャーモードのみ、となっていて、ビタミンC配合の化粧品をおすすめされてはいますが、ビタミンC限定とはうたっていません。
ビタミンC以外にプラセンタ美容液なども使えますが、パナソニックのイオン美顔器のような浸透についての手塗との比較データは公表されていません。
(コットン塗布との比較は情報がでていました)
コットンを塗布した側と比べて1時間後の肌水分量(平均値)が約12%高値
引用元:公式サイト
保湿効果を高めたり、美容成分を角質層まで浸透させたいなら、パナソニックのイオン美顔器の方が効果が実感しやすいかもしれませんね。
3.自分で持っている化粧品が使える
両者とも、自前の化粧品が使えるので、楽に肌ケアが始められます!
イオン美顔器はビタミンC配合のもの、と指定されているモードがあるので、状況によっては準備をする必要がありますが、ビタミンC配合の化粧品は多数でているので、自分好みを選べます!
使用する化粧品を限定されてしまうと、ちょっと合わないな、と感じたときにケアがしにくくなるので、自分にあった化粧品でケアができるのはメリットですね!
4.クールモード(冷却モード)がある
両者ともに、冷却モードがあるので、ケアをしてきた肌を落ち着かせることができます!
クールモードは肌をキュッと引き締めできるので、締めのケアとして気持ちよさそうです!
ヤーマンフォトプラスEXのメリット・デメリット
ここまで違いを比較をしてきて感じたヤーマンフォトプラスEXのメリット・デメリットをまとめてみます。
フォトプラスEXのメリット
私が感じたメリットは3点!
- 機能が6つあるので、リフトケアから美容成分浸透までトータルにケアできる
- 面は1面なので、ケアをするときに迷わない
- 自前の化粧品が使える
フォトプラスEXは、1台でいろいろできる美顔器なのが、魅力です!
EMSで筋肉に刺激を与えて、肌を引き締めたり、RFで肌の内部から温めたり、LEDの光をあてられたり、アイケアに特化したモードがあったりと、多機能なんですよね。
その時の肌の調子でケアをするモードを選んでOKなので、時短ケアもできますし、トータルで17分程度のケアをしてももちろんOKです!
肌にあてる面は1つのみ、なので、使い方が簡単なのも嬉しいポイント!
イオン導入ができるモイスチャーモードの時に、好みの美容液を使い、他のモードはジェルを使う、など、自前の化粧品をどう使うか、でいろいろ試せるのもメリットだと感じます。
自分好みにカスタマイズしたケアができる、といえますね!
フォトプラスEXのデメリット
私が感じたデメリットは2点!
- 毎日使えない
- 防水仕様ではない
クールモードは毎日使えるんですが、そのほかのモードは週2~3の使用を推奨しています。
毎日使うと、オーバーケアになってしまうので、週2~3のケアは続けやすいのでメリットでもあるんですが、イオン美顔器EH-ST99は毎日使えるので、デメリット、としました。
防水仕様ではないので、使用後はふき取って綺麗にする必要があり、まるっと洗えないです。お風呂場でのケアも適していません。
パナソニックイオン美顔器 EH-ST99のメリット・デメリット
ここまで違いを比較をしてきて感じたイオン美顔器 EH-ST99のメリット・デメリットをまとめてみます。
イオン美顔器 EH-ST99のメリット
私が感じたメリットは3点!
- 毎日ケアできる
- 保湿成分やビタミンCの角質層までの浸透に効果が期待できる
- 2万円台で購入できる
イオン美顔器EH-ST99は、15分以内であれば、毎日使ってもOKなんです。
もちろん肌の状態がよくないときは、使用を控えて様子を見たほうが良い場合もありますが、保湿やビタミンCを毎日効果的に浸透させられるのは、効果をより実感しやすいのでは、と感じます。
プレケアモードの使用で、パナソニック独自の技術により、大きい分子も角質層までの浸透ができるのは魅力です!保湿をして、きめの整った透明感のある肌を実感できそうです!
また、決して安くはないですが、イオン美顔器EH-ST99は2万円台で購入できるので、手が出しやすい美顔器だといえますよ。
イオン美顔器 EH-ST99のデメリット
私が感じたデメリットは2点!
- 防水仕様ではない
- 角質層への浸透は期待できるが、リフトケアはできない
フォトプラスEXと同様、防水仕様ではないので、使用後はふき取って綺麗にお手入れをする必要があります。
また、イオン導入以外の機能がないので、筋肉を刺激したり、肌をぐっと引き上げるケアができなく、肌の引き締めやハリの実感には物足りないかもしれません。
パナソニックにはRF美顔器が販売されているので、2台持ちをすれば、イオン美顔器にないリフトケア機能を補うことができます!値段は2万円台とお手頃価格なので、2台持ちを検討するのもありですよ。
ヤーマンとパナソニックの美顔器はどっちがおすすめ?
美顔器は決して安い買い物ではないので、とても迷いますよね。
肌のここが悩み!といった特別な悩みがなければ、1台でトータルに肌ケアをしていけるので、ヤーマンのフォトプラスEXがおすすめです!
購入後に使う機能を決めることはできますが、ない機能をやっぱりほしかった!!と思ってもどうすることもできないので、フォトプラスEXだったら、その点オールラウンダーな美顔器です。
決して安くはありませんが、クーポンやセールなどで、お得に購入できる場合がありますよ!
逆に、イオン導入で自宅でもしっかり美容成分を角質層まで浸透させたい!というのが希望であれば、イオン美顔器EH-ST99がおすすめです!
イオン美顔器は、毎日使えるので、サロンよりは出力レベルは劣りますが、継続して使うことで、肌の変化の実感に期待ができます。
どっちか決めきれない場合は、レンタルしてみるのもあり!
どっちか決めきれない場合は、レンタルをしてみて、実際に使ってから決める、ということもできます。
レンタル料はかかってしまいますが、約3000円~6000円で2週間試せるので、後悔のない選択ができますよ!
引用元:公式サイト
気に入ったら購入をすることもできるので、便利です!
ここでレンタルできます→ゲオあれこれレンタル
パナソニック美顔器を2台そろえるのもおすすめ
パナソニック製品が気になるけど、イオン美顔器だけではちょっと物足りない場合は、パナソニック美顔器を2台検討するのがおすすめです。
パナソニックには、イオン美顔器の他に、RFの機能を持ったRF美顔器が別途販売されているんです。肌のハリや引き締めを重視したい場合は、リフトケアのできるRF美顔器が適しています。
イオン美顔器とRF美顔器を同時に使うこともOKとしているので、肌の状態にあったケアをしていけます。
2台購入した場合とフォトプラスEXを比べると、こんな感じです。パナソニックの美顔器はオープン価格で、変動があるので、参考程度にご確認ください。(2022年9月時点での比較)
美顔器 | 価格(税込) | |
フォトプラスEX | 49,500円 | |
イオン美顔器EH-ST99 | 27,906円 | パナソニック美顔器2台の合計:56,365円 |
RF美顔器EH-SR74 | 28,459円 |
2台購入をすると、フォトプラスより、7000円程度高くなってしまいますが、まずは1つ使ってみてから検討しても遅くはないですよ!
まとめ|おすすめは1台で多機能なフォトプラスEX
今回はヤーマンのフォトプラスEXとパナソニックのイオン美顔器EH-ST99を比較して、違いは何か、どっちがおすすめか、を整理してみました。
多機能で様々な角度から肌のケアができるので、価格的に購入ができるのであれば、フォトプラスEXがおすすめです!
年を重ねるにつれ、肌のハリやキメが乱れて、なんとなく元気がない肌になりがちですが、温めて、筋肉に刺激を与えて、美容成分を導入してキュッと引き締める、というケアがフォトプラスEXだとできちゃうんですよね。
クーポンやポイント還元などで、お得に買える時期を狙うとよいですよ!
逆に、自宅でできるイオン導入に特化したい!ということであれば、毎日使えるイオン美顔器がEH-ST99あっています。保湿成分から美容成分までモードによって効果的に角質層に届けることができます!2万円台で買える価格も魅力的!
また、まずは実際に使ってみてから購入を決めたい場合は、レンタルを利用するのがおすすめです。2週間からレンタルができるので、たっぷり使って、肌に合うかどうか、効果があるかどうか、を見極めることができますよ!
>>ここでレンタルできます→ゲオあれこれレンタル
年を重ねるにつれ、なかなか自分の手だけではケアがしきれなくなるので、美顔器の力を借りてハリやキメの整った肌を実感していきたいですね!
サロンでのケアを続けるより、美顔器を1台持っている方がコスト面で続けやすいですし、自宅で継続したお手入れがしやすいです!ぜひお気に入りの1台を見つけてみてくださいね!